Euckre / ユーカー

Euchre
bicyclecards.com
https://bicyclecards.com/how-to-play/euchre/
以下日本語訳 The following is a Japanese translation.

ユーかーは、ジャッカースピール(フランスのアルザス地方でかつて人気があったカードゲーム)の流れを汲むゲームである。ジャッカースピールは、ナポレオンの時代にヨーロッパ中で広く人気となったカードゲームである。ユーかーは1800年代にアメリカとオーストラリアにおいてもっtもポピュラーなカードゲームになった。

ユーカーの遊び方

タイプ:トリテ 
年齢:10+ 
人数:2,4

ルール

ユーカーによりジョーカーが発明された。ジョーカーの役割は最強の切り札(2枚)でだった。今ではブリッジ系のカードゲームの方がさかんだが、アメリカでは、まだよく知られた社交ゲームである、4人でやる、2対2のパートナー戦がベストである。よって最初に4人のルールを説明する

使うカード

ユーカー専用のデックがある、または1組から32枚(A K Q J 10 9 8 7)、28枚(A K Q J 10 9 8)、24枚(A K Q J 10 9)、ときにジョーカーを加える

目的

最低3トリックとること。切札を決めた側がこれに失敗することをユーカーされたといい、また、5枚全てのトリックを取ることをマーチという。

ランク

最高位の切札はJ(ライトバウアー)、2番目は同色のJ(レフトバウアー)、例:ダイヤが切り札のとき、ライトバウワーは♦️J、レフトバウワーは❤️J。その他残りのカードは切札も平札もA(高),K,Q,J,10,9,8,7の順、ジョーカーを入れる場合、ジョーカーは最高位の切り札になる。

スコア

以下の通り、得点する

パートナー戦で3,4トリック取ったとき…1点
パートナー戦で5トリック全て取ったとき…2点
パートナー戦で1人でプレイし、3,4トリック取ったとき…1点
パートナー戦で1人でプレイし、5トリック全て取ったとき…4点
パートナー戦または1人でプレイし、ユーカーとなったとき…相手側に2点

◆最初に決めた点、5点または7点または10点を取った側が1ゲーム取る。5ポイントマッチで、4点対2点以下の状態を”ブリッジ”という。

ローカードを使用したスコアマーカーについて

得点をつける際、簡潔でよく知られた方法がある。ゲームに使用していない低いカードを使う。5ポイントゲームのとき、3と4のカードを使い、
1点の表示…3の上に4を裏向きに重ね、カードをずらしてスートを1つだけ見せる。
2点の表示…2枚をひっくり返し、4の上に3を裏向きに重ね、カードをずらしてスートを2つだけ見せる。
3点の表示…4の上に3を表向きに重ねる
4点の表示…3の上に4を表向きに重ねる

ラバー

多くのユーカーゲームはホイストのようにラバーポイントがある、先に2ゲームとったほうがラバーを得る、各ゲームは勝った方に以下のラバーポイントを得る

負け側0点以下…勝った側に3ラバーポイント
負け側1-2点…勝った側に2ラバーポイント
負け側3点以上…勝った側に1ラバーポイント
先に2ゲーム勝ち、ラバーを取った方は、ラバーポイントの差に加え2ポイントボーナスが付く。

ドロー

ドローでパートナー決める、下2枚と上2枚がペアになり、最下位カードを引いた人がディーラー、ドローのランクはK(高) Q J 10 9 8 7 A、同位は引き直し、パートナーは向かい合って座る

シャッフル

ディーラーが最後にシャッフル、右手側がカット(上下4枚はカットしない)

ディール

◆左から右回りに、3-2か2-3枚まとめて計5枚配る、3-2日2-3かは最初に決める、ディーラーは左へ移る

◆配った後、残りは中央に置き山札とし、トップをめくる。ターンアップカードが誰かによって、切札スートに決められた場合、ティーラーはそれを手札のカードと交換してもよりい。実際には、トップカードは手札に入れない。交換したい場合は、手札から1枚選び、それを裏向きに山札の一番下に入れる。トップカードはそのままにしておき、使う際にはそこからプレイする。

切札決め

◆左回りにターンアップカードを切札とするかパスするか決めていく、ディーラーの対戦相手が決めるときは、「オーダー」、パートナーが決めるときは「アシスト」、ディーラーが決めるときは「テイク」と宣言する

◆ディーラーがターンアップを切札としたくなければターンアップカードを下ろし、山札の一番下に表向きに横に差し込む。(ターンイットダウン)

◆みなパスしたら、今度は左から好きな切札を宣言していく(ターンアップのスート以外)、同色は「ネクスト」、他色は「クロス」と宣言

◆これもみなパスしたら、ディーラーを左に移し配り直る。切札決まればターンアップを除きプレイ開始

プレイアロン

もし宣言者が1人で勝てると思ったら、切り札決めの際、同時に「アローン」宣言を行使できる、その場合、パートナーは手札を伏せ、そのディールはプレイに参加しない。

プレイ

ディーラーの左からリード、左が抜けていれば、ディーラーの対面からリード。マストフォロー、フォローできなければ切札あるいは捨札。最高位のカードまたは切札が勝ち、勝った人が次リードをする。

雑感マイブログ

ユーカーは、手札5枚で気軽に遊べるゲームです、アメリカでは人気があるのでしょう、このバイシクルのルールサイトにもバリエーション合わせて複数件掲載されています。ジャックが最強で、2番目に強いのが同じ色のジャック、というルールが慣れてない人には取っ付きにくく間違えやすいですが、このルールが逆にかっこよく感じます(笑)。同色のジャックは、あくまで切り札スートに属するのでフォローするのを忘れないようにして下さい。(例:ハートが切り札のとき、♦のジャックはフォローの対象です。ハートを出されたとき、♦のジャックしかなかったら、強制的にこれを出さなければなりませんので、注意です。
ところで、ユーカーソリテアという遊び方があるようです、これを以下に説明します。

ユーカーソリテア
https://www.pagat.com/invented/euchre_solitaire.html

使うカード:
1組からA K Q J 10 9の24枚を使用

切札決め:
最初に5枚のカードを自分に配り、残りを山札とし一番上をめくります。
めくったカードを切り札とする場合は、それをそのまま一番上に裏向きに置きます。
別のスートを切り札とする場合は、そのカードを山札の一番下に入れます。

プレイ:
通常のユーカーのようにプレイしますが以下の点が違います。
最初は自分からリードします、次に山札がフォローできるか、切り札が出るまで、トップをめくり続けます。
勝った方が次のリードを行います。もし途中で山札が枯れたら残りのトリックは全て自分の勝ちです。

得点計算:
3トリック以上とれば1点、そうでなければ山札側に2点。また切札を決める際にプレイアロンを宣言できます。
この場合、5トリック全てに勝たねばならず、成功すれば4点、失敗すれば山札側に4点入ります。
ゲームは10点アップです。

このゲームの紹介の最後のところに、「簡単そうに見えて、他のどのソリティアゲームよりも高度なスキルが必要」と書いてありました。

以上、ユーカーの紹介でした。

リンク集

英語 : bicyclecards.com Pagat.com Wikipedia
日本語 : ゲームファーム Wikipedia