Sixty-Six / シックスティシックス

Sixty-Six
bicyclecards.com
https://bicyclecards.com/how-to-play/sixty-six/
以下日本語訳 The following is a Japanese translation.

先に66点取った方が勝ち!

シックスティシックスの遊び方

タイプ:トリテ
年齢:13+
人数:2

ルール

使うカード

52枚からAKQJ109の計24枚を使用

ランク

(高)A, 10, K, Q, J, 9(低)

配り方

相手から3枚ずつ計6枚配る、13枚目のカードをターンアップして切札とし、残りのカード山札の下に置く

目的

以下を行い合計66点を取ること
切札のマリッジ(KQで宣言)…40点
切札以外のマリッジ(KQで宣言)…20点
トリックで以下取れば
A…11点
10…10点
K…4点
Q…3点
J…2点
ラストトリックを取る…10点

プレイ

◆ノンディーラーからメイフォローのトリテを行う、トリックを取った人から順にストックより1枚引いて手札に補充し次をリードする

◆切札の9を持っていて、1回でもトリックを取っていたらいつでもターンアップカードと交換可能(9が最後でない限り)。マリッジ宣言は、同スートのK,Qを見せることで可能、そして宣言後に一方をリードする、マリッジは2つのうち1つをプレイすることで宣言できる、ただし宣言して66点以上になるときはその後のリードは不要

◆ノンディーラーは、最初のリード時にマリッジ宣言できる、ただし得点はそれ以降にトリックを取った後

◆ストックがなくなるか、クローズされたらルールはマストフォローに変わる、マリッジはまだ宣言されるかもしれない。

クローズ

互いのプレイヤーは、底の切札をトップに伏せることで(山札をドローする前でも後でも)クローズすることができる、それ以降、山札のドローは無くラストトリックの10点もなし。もしプレイ中に66点以上となったら、そのプレイヤーは直ちにストップ(終了宣言)しゲームを終了させることができる

スコア

◆最初に66点とった方に1ゲームポイント、相手が33点未満なら2ゲームポイント(これをシュナイダーという)、相手が1トリックも取ってなかったら3ゲームポイント(シュワルツという)。もしどちらも66点いかないか(65対65の場合)、66点取ったが宣言が無かった場合は、ゲームポイントなし、次回に1ポイント持ち越し

◆クロージングして66点以上なら、終了宣言したときと同じゲームポイントを得る。もし失敗したら、相手に2ゲームポイント、もし相手が1トリックも取っていなかったときにクロージングや終了宣言して失敗したら、相手に3ゲームポイント

◆7ゲームポイント先取で勝利

雑感マイブログ

(補足)
・ストックが無くなるかクローズされたらルールはマストフォローに変わるが、加えてこのトリックに勝とうとしなければならない、マストウィンというルールを付けるのが一般的です。
・得点は宣言した側が66点以上かどうかによってのみ勝利ポイントが変わります、相手側が何点かは関係ありません(たとえ宣言者よりも高い点であっても)ちなみにプレイ中の得点計算は暗算で行います。
・得点をつける際は、7のカードを得点表示カード として利用すると便利です。7のカードの上に7のカードを裏向きに重ねてずらしながらカウントアップしていきます。またマリッジは8のカードをメモがわりに使うと便利です。宣言したマリッジと同じスートの8を7のカードの隣に置いて使います。

66は私のマイベスト2人用ゲームのうちの一つです(他は、クリベッジ、ジンラミー、カシノ)。最初はこのゲームの面白さに気づいていませんでした、昔のトランプルールの本には初心者用として必ず紹介されていました。でもこのゲームは結構スキルがいるため小さい子には難しいと思います。どこでクロージングするか?どこで勝利宣言するか?を判断する非常にヒリヒリハラハラするゲームだと思います。ちなみに私は次のサイト( https://kuromiya.hatenablog.com/entry/2017/12/19)を見てからこのゲームが好きになりました。66の駆け引きのポイントが満載です。

以上シックスティシックスの紹介でした。

参考サイト

英語 : bicyclecards.com pagat.com Wikipedia
日本語 : ゲームファーム