Canasta
bicyclecards.com
https://bicyclecards.com/how-to-play/canasta
以下日本語訳 The following is a Japanese translation.

カナスタでは、同ランクのカードの組合せを作ります

カナスタの遊び方

タイプ：ラミー
年齢：13+
人数：4

カナスタはラミー系のファミリーゲームです。1950年代初頭アメリカでもっとも人気があるゲームでした。

ルール

ワイルドカード

ジョーカーと2はワイルドカードです。ワイルドカードはナチュラルカードとの組み合わせでのみ使われ、同意札のセットとして使います。

ドロー

パートナーはドローカードで決めることができます。一番高いカードを引いたプレイヤーは席を決め、最初のディールでスタートプレイヤーとなります。また二番目に高いカードを引いたプレイヤーとパートナーとなります。ドローカードのランクは、A K Q J 10 9 8 7 6 5 4 3 2 (ジョーカーは含まない)、ドローカードの時にのみスートにランク（♠️ ❤️ ♦️ ♣️の順）を付けます。同意札やジョーカーを引いたとき、また複数のカードを引いたり、両端から4枚までを引いたら、引き直しです。

シャッフルとカット

最初のディーラーは最も高いカードを引いた人の右側のプレイヤーがなり、その後は左側に順番に回る。誰でもシャッフルができ、最後にディーラーがシャッフルする。ディーラーの左側（右側？）のプレイヤーがカットする。

デール

1人11枚配り残りは山札とする、山札のトップをめくり横に置きます。めくったカードがジョーカー、2、3の場合、「ナチュラルカード（4以上のカード）」が出るまでめくる。

赤の3

赤の3を引いたら、最初のターン以降で直ぐ出し代わりにドローする、捨札の山の中にあったら出すだけでドローなし。赤3…100点、赤3×4…800点、メルドしたらプラス、出し忘れて手札に残るとマイナス

目的

主な目的は、3枚以上の同ランクのメルドを作ること(ワイルドカードは有っても無くてもよい)(シーケンスのメルドはなし)

プレイ

左からドロー→メルド→ディスカードを行う。ドローは山札からまたは捨山から(捨山から取るときは捨山全部を取ること)行う。捨山から引くには、それでメルドを作ることが条件となる。

メルド

◆メルドには最低2枚のナチュラルカード(A,K～4)が必要、ワイルドカードは3枚まで、ワイルドのみのメルドは無し、黒3は、ゴーアウト時に3枚か4枚でメルド(ワイルドカードは使えない)する
◆メルドはプラス点、手札に残ったカードはマイナス点
◆メルドは1つからいくつ作ってもよい、新たに作っても既メルドに追加しても可、メルドはパートナーで1つにまとめ、同じランクのメルドは2つ作れない。また、相手には付けられません。

カナスタ

7枚以上のメルドをカナスタという、ナチュラル(ピュア)カナスタ500点、ミックスカナスタ300点、ナチュラルは赤いカードを上にしてまとめておく、ミックスは黒いカードを上にする。また、カナスタにカードを追加してもよい

・カードポイント
ジョーカー…50点
2 … 20点
A … 20点
K-8 … 10点
7-4(黒3) … 5点

・イニシャルメルド
パートナーで作る最初のメルド（イニシャルメルド）には次に示す、累計点に応じた条件がある。
累計点 … 必要な点数
マイナス … 15点
0-1495 … 50点
1500-2995 … 90点
3000- …120点

必要な点数とは、メルドの点数でそのメルドに含まれる合計ポイントです。
イニシャルメルドは複数のメルドを合計しても可、捨山をドローするときは、トップのカードのみイニシャルの合計に加えてよい。赤の3とカナスタのボーナスは必要な点数に含まれない。

イニシャルメルドを達成した側は。そのパートナーもイニシャルメルドに関係なくメルドを作れる。

捨山の凍結（フローズン）

捨山は、イニシャルメルドを作るまではそれぞれの側で凍結状態にある。イニシャルメルドを作ることで、作った側は2人とも捨山は解凍される。ただし最初に赤3がめくられたとき、あるいは黒3やワイルドカードが捨てられると再び凍結状態となる。（捨山の一番下のカードは凍結を示すために横向きに置く）

捨山の解凍

凍結状態は、捨山からカードを取ることによってのみ解凍されます。凍結状態のときは少なくともナチュラルカードが捨山トップにないと、その捨山は取ることができない。解凍は手札の2枚のナチュラルカードと捨山のトップにあるナチュラルカードでメルドができるときに可能(イニシャルメルドを作ってないときは、解凍時にその条件を満たすこと)

捨山を取る

捨山が凍結されていないときは、a)手札の2枚のナチュラルメルド、b)手札のナチュラル1枚とワイルド1枚でメルド、c)テーブルのメルドにレイオフ、以上が可能なときに捨山トップをドローできる、そして残りのカードを全て拾う。前述したように、捨山トップがワイルド、黒3、赤3のときは捨山は取れない。

情報伝達

プレイヤーは次のことができます
1)捨札する最初のターンは捨山を確認可能
2)味方がイニシャルメルドを作るときにはその必要最小点に対する注意を促す
3)味方に赤3に対しての注意を促す
4)あと1枚でカナスタのときに6枚目を横向きにする
その他)スコア、手札枚数、山札枚数は開示、手札があと1枚のときはアナウンスする

上がり

ゴーアウトにはカナスタ1つ以上が必要、最後の1枚は捨てても、メルドしても可、誰か1人が上がったら、そのディールは終了し結果を記録する。

上がるときの許可

パートナーに「メイアイゴーアウト？」と聞き上がることを確認してもよい。聞かれたパートナーは「イエス」「ノー」で答える。ただし、メルドした後、捨山からカードを引いた後では確認できない。

コンシールド

1人の手札のみでカナスタ含め、1度に11枚使い上がることを、コンシールドという。コンシールドはイニシャルメルドの条件にとらわれない。ただし、捨山から拾う場合には、（パートナーがまだイニシャルメルドを作っていない場合）イニシャルメルドの条件が必要となる。

山札枯れ

山札ラストが赤3ならそこで終了。赤3以外なら捨山を拾う人がいる限り続ける、解凍状態でレイオフができる場合は捨山からドローしなければいけない。

スコア

パートナーシップのベーススコアは以下の通り

ナチュラルカナスタ… 500点
ミックスカナスタ … 300点
赤の3　… 100点(4枚揃えたら800点)
上がり … 100点(コンシールドは＋100点)

パートナーシップの最終スコアは、ベーススコア＋ポイントスコア-手札に残ったカードのポイント（合計がマイナスになる場合あり）

スコアは、各パートナーごと、2つの列に分けた用紙に記録します。（通常かく列には「We」「They」と書かれています）各欄には前のディールのスコアとの累積合計(これによりイニシャルメルドを決定する)を記入する。

5000点upでゲーム、同じディールで双方達成した場合はより高いほうが勝ち、ゲームボーナスなし、合計得点の差を得る。

雑感マイブログ

学生時代によく遊びました。とても面白いゲームです、凍結され膨れ上がった捨て札の山を拾うときが盛り上がりますね（笑）
ゲームは5000点までなので、そこそこ時間はかかります、なのでじっくり遊びたい時に向いていると思います。
カナスタの紹介でした。

参考サイト

英語 : bicyclecards.com Patat.com Wikipedia
日本語 : GameFame