Spades / スペード

Spades
bicyclecards.com
https://bicyclecards.com/how-to-play/spades/
以下日本語訳 The following is a Japanese translation

スペードが常に切り札となるゲームです

スペードの遊び方

タイプ:トリテ
年齢:13+
人数:2,3,4,5+

ルール

使うカード

1組

ランク

スペードは常に切札

目的

最低でもビッドしたトリックをとること

配り方

ドローでハイカードを引いた人がディーラー、その後は左回りに交代、左から裏向きに1枚ずつ配る、各自スートごとそろえる

ビッド

各自1回、左から順に取れると予想するトリック数を1以上ビッドする、パスはできない、スートは言わない、ゲームの名が示すとおり切札はいつもスペード

プレイ

◆ゲームはハンドごとスコアを付ける、勝者は勝利点に達しているか確かめる、勝利点はゲーム前に決めておく。通常500点、ショートゲームは200点がよい。

◆ディーラーの左がオープニングリード、マストフォロー、できなければ切札か捨札、ハイトランプかハイフォロースートが勝ち、勝ったら次をリードする

◆プレイは手札がなくなるまで13トリック続く

◆スペードは、既にスペードがプレイされているか、手札にスペードしか無い場合に限りリードできる。

スコア

◆ビッド通りコントラクトを達成したら、1ビッドにつき10点得る、さらにオーバートリックごと1点+、例)ビッド7でジャストメイクしたら70点、ビッド5で8トリック取ったら53点(ビッドで50点、オーバートリックで3点。別のスコア方法では、オーバートリックをバッグと言い、累積バック数が10バッグになったら-100点。このためビッドは常に正確に取るのがよい

◆結果がビッド数より下だったら0点、例)ビッド4で3トリックしか取れない…0点

1人がスコア役となりビッドも記入する、プレイ後直ぐ記入し、この得点表は皆見れるようにする、1ハンド終了したらビッドの隣に記録する。またトータル点も書く、もし同点の場合はもう1ラウンド全員参加でプレイする。

補足

パートナーシップ
2対2のペア戦で行う、チームでビットを足して、チーム合計の目標ビットとする。最低ビットは2から。

2人
カードを配る前に、一組を2人の真ん中に山にして置き、交互にカードの選択を行う。最初のプレイヤーが山札トップを自分だけ見て、必要なら手札に入れ、必要なければ裏向きに捨札する。トップカードを手札に入れた場合は次の山札2枚目のカードを自分だけ見てから裏向きに捨札にする。トップカードを捨札した場合は、次の山札2枚目のカードを手札に入れる。最初のプレイヤーの選択が終わったら、相手ののプレイヤーが同様に選択と捨札を行う。以降交互に13回、選択と捨札を相手に見せないように行い、手札を13枚にする。そして通常のルールでスペードを行う。

3人

♣️2をゲームから除きプレイする。17トリックプレイする。

5人

♣️2と♦️2を除き、10トリックプレイする。

ジョーカー入り

事項で紹介

ビットのオプションルール
ブラインドビット

手札を見る前にビット可能で、100点以上取るという宣言、この場合のポイントは2倍となる。このビットの場合は、オーバートリックの1点はカウントしない。
ニルビット
1トリックも取らないというビット(意外と難しい)成功したら100点、失敗したら-100点。

雑感マイブログ

スペードというゲームは、不思議なゲームで。日本ではほとんど紹介されていない、しかもバーレットの本にも載っていない。にもかかわらずPagan.comでは常に参照回数が高いゲームだ。2000年代以降に人気が出たような気がします。
トリテ初心者に教える本格トリテとしてはハーツがいいと思っていますが、では2番目に教えるのは何がいいか?これをずっと考えていました。その答えの1つとしてスペードはどうでしょうか?
ハーツばかりやってる初心者グループにスペードを教えてみました、4人でしたが個人戦でやりました。ディーラー2巡の計8ディールをプレイ。
できるだけ簡単にするために、ブラインドもニルもブレイクも無し、バッグのルールは付けてみました。8ディールで個人戦ではバッグのペナルティはならないかなと思いましたが、なりましたw白熱した展開になり、初心者でも十分楽しめました!
スペードの紹介でした。

リンク集

英語 : bicyclecards.com Pagat.com Wikipedia
日本語 : ゲームファーム Wikipedia