Nerts
bicyclecards.com
https://bicyclecards.com/how-to-play/nerts/
以下日本語訳 The following is a Japanese translation.
複数人で遊べるスピーディーなソリティアです
ナーツの遊び方
タイプ:ソリティア
年齢:8+
人数:2,3,4
ルール
使うカード
1人1組
ランク
(低)A 2 3 4 5 6 7 8 9 10 J Q K(高)
目的
共通の組札にAから順に置いていくことでナーツの山を早くゼロにすること
配り方
◆各自13枚からなるナーツの山を作る、裏向きでトップのみ表、そしてナーツの山の隣に、4枚のカードを表向きに並べる(場札)、残りのカードは裏向きに持ち山札とする。そのカードは3枚ずつ一度にめくり使用し、捨札の山となる。
◆各自、以上のカードをみんながアクセスし易い共通エリアの周りに作る
プレイ
◆みんな同時に順番関係なく素早く、場札を動かし、共通エリアに組札を積み上げる。メインの目的は、各自ナーツの山を無くすことです。ナーツの山からは場札へ、または共通の組札へ動かすことで数を減らしていきます。ナーツの山がなくなった人は「ナーツ」と宣言します。するとこの段階でゲームは直ちに終了、その時動かそうとしていたカードは移動させ、それ以上のプレイはできない。
◆ナーツパイルが無くなってもすぐ「ナーツ」と宣言する必要はなく、スコアを改善するためにプレイを続けても良い
◆各プレイは片手で1枚ずつ行うこと、ただし山札はもう一方の手に持ったままで良い
移動は1枚ずつだが場札から場札への移動はブロックでおこなってよい。カードの移動は自身の場札と共通エリアに対してのみできる。他人の場札に触れたり、共通エリアからカードを取ってきてはいけない。
◆もし複数人が同時に同じ組札にパスしたら、最初の人(組札に乗せた人)が残る。他の人は元の位置に戻す。もし同時に置いて、どちらが先か決着できなかったら、両方置く
◆得策でないと思ったら、カードを動かすことは強制されない、待つことができる。
場札
4列ある場札は、最初1枚から始まり、数下がりで赤黒交互にカード乗せていくことができる。例えば、赤6は黒7の上に置ける。黒10は赤Jの上に置ける(以降同様)。スペースが空いた列にはナーツの山、捨札の山、他の場札からカードを移動できる。4列の場札で、各列最小のカードは、組札に移動することができる。
もし、ある列が空になったときに、他の列の一番最初のカードに対し、ナーツの山に対称の色で1つ高いカードがあれば、そのカードを効率よく動かすことでプレイを速く進めても良い。例えば、場札の一番最初のカードに赤Jがあり、他の列が空になったとき、ナーツの山が黒Qであれば、そのカードを赤Jの下にスライドして差し込んでも良い。(つまり、空いた列にナーツの山から黒Qを移動させ、その上に赤Jで始まる列全体を乗せるというプレイの代わりにできる-時間短縮)
ナーツパイル
ナーツの山のトップカードは、場札の空いた列に移動可能であり、条件に合えば、場札や組札に対して移動可能。ナーツの山のトップカードを移動したら、その下にある次のカードをめくることができる。ナーツの山がなくなったら、「ナーツ!」と宣言する。ただし直ぐに宣言する必要はない。
組札
組札は共通エリアに作っていく。A→Kの順に同スートで作る(例:♠9は♠8の上に乗せる)。組札はいくつ作ってもよい。移動可能なカードは、他のプレイヤーが始めた組札であっても早い者勝ちで、そこにプレイできます。組札に移動可能なカードは、ナーツの山のトップカード、場札各列の一番低いカード、捨札トップカードです。組札がA→Kそろったら、ひっくり返して脇に置いておく。
山札と捨札の山
◆山札からは一度に3枚のカードをめくり、捨札の山に置く(開始時には捨て札の山は0枚です)。必ず同じ順番に置いて行ってください。捨札の山トップカードは、条件に合えば場札や組札に置ける。もし山札のカードが1枚か2枚残ったら、それらをまとめてめくって捨札の山に置く、そして全体をひっくり返して新たな山札とする。1枚か2枚残ったからといって、捨札の山からカードを拾って3枚になるように補充してはいけない。
◆もし全員が手詰まり状態になるか、もしくはだれもこれ以上プレイしたくなかったら。ストックのトップをボトムに回しリフォームする(この状態は2人ゲームの時は頻繁に起こり、3人以上でプレイしているときは稀に起こる)。もし自分だけが手詰まり状態になっても、他の人がプレイしている間は待っていなければならない。全員が手詰まり状態になるか、これ以上プレイしたくない状態となったら、捨札のトップカードを一番下にまわしてからプレイを続ける。
スコア
◆誰かが「ナーツ!」と宣言したら終了、スコアを計算する。各自、共通エリアの組札に出した自分のカード1枚につき1点を得る、この計算のためには、組札から自分のカードを数え出す必要がある(よってこのゲームでは各自裏の模様が違うカードを用意してプレイしなければならない)。次に、各自ナーツの山1枚につき-2点減点する。このためナーツ宣言した人が必ずしも最高点になるとは限らない
◆全てのプレイヤーがスタックしそれ以上プレイ不可能となったら、いつものように計算する、このケースでは、全員、残ったナーツパイルのカード1枚につき-2点で計算する。
◆さらに、ディールをかさね、誰かがターゲットスコア(通常100点)を超えるまで続ける。そのとき最高得点者が勝者となる、勝者は各プレイヤーから得点差に比例してスコアを得る。
雑感マイブログ
初めてこのルールを読んだときには、一人遊びを複数人で遊ぶことができるアイデアに感心しました。日本ではあまり知られていませんが、欧米では非常に有名で人気があるようです。パーティーゲームですね、白熱するので、トランプを折らないように気をつけて下さいw
ナーツの紹介でした。