Hand and Foot / ハンドアンドフット

Hand and Foot
bicyclecards.com
https://bicyclecards.com/how-to-play/hand-and-foot/
以下日本語訳 The following is a Japanese translation.

ハンドアンドフットとは、1950年代にアメリカで人気になったカナスタというゲームのバリエーションです。

ハンドアンドフットの遊び方

タイプ : ラミー
年齢 : 13+
人数 : 5+

ルール

タイプ:ラミー
年齢:13+
人数:5+

使うカード

5~6組+ジョーカー(10枚~12枚)

目的

速くカードを無くすこと、最初に”ハンド” 次に”フット”をなくす

得点

ポイントカウント
ジョーカー(ワイルド)…50点
2(ワイルド)…20点
A…20点
K-8…10点
7-3…5点

ラウンド

1ゲームは4ラウンドから成る。各ラウンドでは上がりに必要な最低限の点数のメルド(ミニマムメルド)が決められている、この最低限の点数は、ラウンドが上がるにつれ上がっていく。

チームが最初のメルドを作る際には、そのメルドに含まれるカードの点数合計が、ミニマムメルド以上になっていること。またこのために1度に複数のメルドを出してよい。捨札の山からードを拾う場合、捨山トップのカードに手札から2枚のカードを合わせて(ワイルドカード含めて可)ミニマムメルドを作る。ただし捨山でミニマムメルドに含められるのは、トップ1枚のみでその他6枚のカード(後述)は、含めてはいけない。

ミニマムメルド
ラウンド1…50
ラウンド2…90
ラウンド3…120
ラウンド4…150

配り方

◆シャッフルし1人11枚配る、この11枚を”ハンド”といい手札とする
◆その後もう11枚配る、この11枚を”フット”という、ハンドを使い切ったあとフットを使う、フットは裏向きに置いておく
◆この2セット(1つは見てよい、1つは裏向き)を持ち、残りはストックとし中央に置く
◆ストックのトップをめくり、これを捨山とする(もしこれが赤3、2、Jokerだったらストックにいれ別カードにする)

プレイ

◆目的は、ハンド、フットの順に、メルドを作って 手札を全て無くすこと。メルドとは、表向きにされた3~7枚の同位札です(2枚以下や8枚以上はダメ)。メルドはチームで共有する。メルドには7枚になるまで付け札できる。7枚の組をクローズパイルまたはブックという。2とジョーカーは、最低4枚のナチュラルカード(ワイルドカード以外のカード)共にメルドで使うことができる、ただし赤3や黒3では使用できない。

メルドの種類

クリーンまたはナチュラルメルド…同位札7枚からなるワイルドカードを含まないメルド(レッドブック)

ダーティまたはワイルドメルド…最低4枚の同位札を含み、最低1枚のワイルドカードを含む7枚のメルド(ブラックブック) 例:5枚の9と2枚のワイルドカード

全てワイルドでできたメルドは無し、ブックが完成したら、赤(クリーン)か黒(ダーティー)か示すこと、ブラックはワイルドがあることを示すこと。

メルドカウント
レッドブック…500点
ブラックブック…300点

◆ディーラーの左からプレイ、山札から2枚引いて1枚捨てる、赤3を引いたら直ぐ場に出し、直ちにもう1枚引く。
◆山札からではなく捨山から引くこともできる、このときはトップから7枚を引くことになる。ただし、黒3がトップのときは引けない。捨山から引くときは同位札が2枚は手札に無ければならず、それら3枚は直ちにレイアウトすること、またこのとき同時に他のメルドを出してもよい。忘れてはいけないのは、チームはそこでミニマムメルドをしなければならないということ、その条件に当てはまるなら捨山から拾いメルドができる。
◆(繰り返しになるが) 捨山のトップカードだけがミニマムメルドに使用可能、他の6枚のカードはこれに含めてはいけない。最初にメルドする際にはそのメルドに含まれるカードがミニマムメルドを満たしていること。捨山のトップを拾う場合は、そのトップカードを使って直ちにメルドしなければならない
◆メルドをするにつれ、「ハンド」の枚数は減っていく、そして最終的には「フット」に進む。フットにいったらそれをアナウンスする。もし1枚を残して他全てをレイアウトしたら、捨札してターン終了
◆7枚のブックが完成したらまとめておき、トップカードをクリーンのときは赤カード、ダーティのときは黒カードにしておく
◆上がるには”クリーン”と”ダーディ”が必要で手札を全て無くすこと、最後の1枚は捨札しなければならない。“単純に全てメルドに使ってはいけない”

スコア

◆ゴーアウトしたら、そのラウンド終了、スコア計算、最初にメルドカウントを記録し、次にポイントカウント(プレイされたカードのポイント)を記録する、手札に残ったカードはマイナス点
◆高い点を取った方が勝利

補足

・ゴーイングアウト(上がり)ボーナス…100点
・上がる際には上がっていいですか?とパートナーの確認を得ること
・4人、6人のときはパートナーシップで、2人、3人、5人のときは個人戦で行う、使うカードは人数より1組多い組みを使う
・黒3は捨てることしか出来ない、そして黒3を捨てることにより次の人に捨山を取らせないことができる

・赤3、黒3、上がり点はここと違うルールもある
・上がるときの条件としてここでは、クリーンとダーティーそれぞれ1つ以上としているが、違うルールもあり
・ワイルドカード7枚でできた組みを作るルールもあり
・ディーラーが配らないで、各自でがそれぞれ22枚と思われるところでカットし取り、それがピッタリ22枚だったら100点ボーナスとするルールもあり

雑感マイブログ

カナスタよりも簡単なルールで1980年代頃よりアメリカで人気があるようです(Wikiより)。ハンドアンドフットは以前ゲーム会でやったことがあります。5組のカード(270枚)を使うので山札の高さは高いですwこれだけで気分が上がりますw手札の枚数も多いのでそれだけでもう他のゲームとは違う楽しい気分になれます。アメリカでは人気があるようで、SNSで”hand and foot” card game で検索するといっぱいヒットします。
ハンドアンドフットの紹介でした。

リンク集

英語 : bicyclecards.com Pagat.com Wikipedia
日本語 : ゲームファーム